2021年7月に生徒さんが購入した物件です。
価格:525万円
利回り:11.0%
場所:神奈川県横浜市
交通:JR線最寄り駅徒歩7分
融資:地方銀行
融資額:430万円
金利:2.5%
融資期間:25年
30代前半の会社員の女性の方で、
初めての物件購入でした。
コロナの影響や、今後の働き方を考える中で、
副収入を得たいと考えるようになり、
不動産投資、大家業に取り組みました。
また、将来自分のお店を持ちたいという
願望もあったため、
大家業との親和性も良かったようです。
活動開始から5カ月後に
この物件とのご縁があり購入検討しました。
周辺相場よりも価格が安く、
賃貸の需要も問題ない物件でした。
さらに、融資は不動産業者からの提案だけでなく、
自分でも融資先銀行を開拓した結果、
比較的良い条件での融資付けにも成功しました。
さて、今回の物件の図解は以下の通りです。
<IG図>
購入時の収支は諸々の運営費を払った後で
手残りのキャッシュフローが12,000円となります。
(家賃収入の33%)
さらに、売却時の収支見込み(CG図)がこちらです。
<0年後売却のCG図>
<10年後売却のCG図>
10年間所有すれば、
ローン残債がそれなりに減ってくるので
売却益がしっかり取れるだけではなく、
10年分のキャッシュフローも得られます。
不動産投資においては、
毎月の収入であるIG図だけではなく、
将来売却した際の想定のCG図の概念も
とても重要になります。
基本的には、
・IG図>0
・CG図>0
となればトータル収支はプラスなので
投資は成功となります。
もちろん、微々たるプラスでは
取り組む意味があまりないので、
それなりに大きなリターンを想定する必要が
あります。
初心者の方でよくあるのが、
毎月の収支のみを基準にして
物件を購入してしまうケースです。
ですが、そこだけしか見ないと
たいていトータルの収支がマイナスとなり
負債の不動産を抱えてしまうことになります。
そうならないためにも、
IG図、CG図両方の概念を
しっかり考慮したうえで購入しましょう!